建通新聞社
2017/09/05
【大阪】近畿地整優良表彰 過去5年実績最多は6件
国土交通省近畿地方整備局が毎年行っている国土交通行政関係功労者表彰のうち、局長表彰・優良工事等施工者(工事)における過去5年間(2013〜17年度)の受賞実績(JV受賞除く)を見ると、最多受賞は、ショーボンド建設大阪支店と仁木総合建設の2社で、受賞件数各6件で並んだ(建通新聞社調べ)。
局長表彰は、前年度に完了した近畿地方整備局発注工事のうち、工事成績評定点80点以上かつ口頭注意以上の措置を受けていない案件の中から、全発注案件数の4%程度の件数を目安に選定する。対象件数が多い場合(4%程度以上)、評定点の高い順に選ぶ。
過去5年間で局長表彰に輝いた優良工事等施工者(工事)は、245件138社(JV受賞除く)。このうち複数の工事(2件以上)で表彰された施工者は54社で、全体の39・1%にとどまった。また、過去2年(16〜17年度)連続の受賞者は9社だけ。受賞の難しさをうかがわせる数字だが、それだけに価値の高い表彰制度と言えそうだ。
過去5年間の受賞実績ベスト3は、1位がショーボンド建設大阪支店と仁木総合建設の2社で受賞件数各6件。3位は東洋建設、ピーエス三菱、森組、三井住友建設、川田建設の5社が同各5件で並んだ。このうちショーボンド建設と三井住友建設の2社は、14年度から4年連続の受賞となった。