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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/09/04

敷島小内装、建具、設備改修に1・6億 甲斐市補正案

 甲斐市は1日、市議会第3回定例会を前に記者会見を開き、上程する議案の説明を行った。保坂武市長は、補正予算の主な歳出として、敷島小学校施設整備をはじめ土木総務事業、埋文調査などを挙げた。
 定例会への提出は報告1、条例や予算など一般10、決算認定12の計23議案。総額2億3728万円の追加となる一般会計補正予算案のうち、敷島小学校施設整備経費として計上した1億6800万円は歳出の約7割を占める。
 同施設整備は、昨年の12月補正で予算対応した第1期に続いて、北館と南館における内装や建具、機械および電気設備の改修を実施するもの。学校施設環境改善交付金事業への採択を受けて予算化。年度内の完成が見込めないとして、繰越明許の措置がとられている。
 ほか歳出では、災害時避難路通行確保対策補助金を対応した土木総務事業費694万2000円、埋蔵文化財調査経費を盛った文化財調査事業費407万1000円など。
 避難路通行確保の補助金は、災害時避難路沿道において耐震性のうえで不適格な建築物2件を除却するための助成。埋文調査は、試掘調査を行ったしきしま幼稚園跡地から古墳時代の遺構・遺物が発見されたことに伴い実施する。同跡地は、民設民営によるまつしま保育園の建設用地として事業が進められている。