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建通新聞社(中部)
2017/09/04

【愛知】愛知県西三河建設事務所 18年度新田橋左岸橋台工へ

 愛知県西三河建設事務所は、須美福岡線バイパス(BP)計画のうち、2018年度事業で新田橋架け替えの右岸側橋台工に着手する。左岸側下部工から工事を進めており、順調なら20年度の完成を目指す。
 計画によると、同BPは幸田町永野地内の現道を起点として、岡崎市福岡町地内の安城幸田線「道ノ後」交差点に接続する総延長2300b(計画幅員16b)を築造する。市町境となる広田川では新田橋を架け替える計画で、現橋の下流約100bの地点に新橋を架設する。14年に左岸・幸田町側の下部工から工事を進めている。
 新橋は、橋長46・8bの2径間PCプレテンションT桁橋として架設する計画。18年度の橋台工、19年度の橋脚工、20年度の上部工を経て完成を目指す。設計は三和建設コンサルタンツ名古屋支店(名古屋市中村区)が担当した。
 また、左岸側では道路築造用の盛土工を計画しており、設計を三和建設コンサルタンツ名古屋支店、地質調査をアオイテック(名古屋市北区)に委託した。調査期間は10月31日までで、調査結果を踏まえ、18年2月28日を設計工期として詳細をまとめる。
 対象の盛土区間は、広田川右岸から北側で、既設農道までの延長約280b。ボーリング調査を行い、標準貫入試験を実施する。周囲には水田が広がっていることから、土質の安定計算に基づき設計に反映して詳細をまとめる。盛土工には、20年度にも着手する見通し。

提供:建通新聞社