全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　小松市は、小島町地内で計画する親水スポーツ公園の建屋について、９月補正予算案に２７００万円を計上するとともに、１８年度までの債務負担行為として限度額３億円を設定した。現在、森俊偉＋ＡＲＣＯ建築・計画事務所（金沢市）で実施設計を進めている。
　建屋は、ボートを保管する艇庫棟やトレーニング棟、展望テラスデッキが一体化する施設となる。建設規模は、Ｗ造２階建て延べ約１０００平方メートルを想定。１１月までに設計を完了させて１２月の着工、１８年１２月の完成、ボートなどの移設を経て１９年３月のオープンを目指す。
　北陸新幹線関連の工事に伴い、梯川沿いにある共同艇庫を前川と梯川の合流地点へ移設する。これに合わせ、ボート・カヌーの競技力向上に資する新たなウォータースポーツ拠点を整備する。
　建設地は両河川双方へ入水できる好立地。木場潟とも関連性を持たせ、安全で快適な親水空間を形成したい考えだ。
　緑地も一体的に整備し、霊峰白山や日本海の眺望、バードウォッチングなども楽しめるようにする。