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日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/08/25

【埼玉】小鹿野町の新庁舎検討委が4案併記で報告決定

 小鹿野町は23日、役場庁舎整備検討委員会(丸山陽生会長)の第7回会合を開催し、福島弘文町長への報告書を決定した。新庁舎整備の方針は▽現在の小鹿野庁舎の位置で改築▽小鹿野庁舎南側の駐車場に改築▽旧三田川中学校の敷地へ移転改築▽旧三田川中学校の校舎を再利用して移転−−の4案併記となった。近く福島町長へ提出する。
  小鹿野庁舎(小鹿野89)は、RC造2階建て、延べ床面積1435・57u。1966年完成でIs値0・31。大地震が発生した場合は、倒壊または崩落の危険性がある。
  さらに、両神庁舎(両神薄2906)のほか、保健課、福祉課、学校教育課、社会教育課、衛生課が外部庁舎に分散しており、災害時の対応も含めて機能統合した庁舎のニーズは高い状況。
  小鹿野庁舎から約2km北西に離れた、旧三田川中学校(飯田323)は2016年3月に閉校し、校舎などは再利用していない。