富山県土木部営繕課は、射水市黒河地内「富山県立大学新棟新築工事」に係る▽建築▽電気設備▽空調設備▽給排水衛生設備―の4件を、第3四半期に条件付き一般競争入札で発注する。うち建築はWTO対象で、今月中旬に公告する。
学科の拡充による学生数の増加に対応するため、本館棟・図書館と太閤池の間に新棟の校舎、学生会館を建設する。新棟の規模はRC一部SRC造地下1階地上9階建て延べ1万8705平方メートル。高さ42メートルで、免震構造を採用する。1・2階は大講義室やオープンラボ、地域連携センター、アクティブラーニングスペース、地域連携センター、実験室、講義室などを設け、中・高層部には研究・実験室ゾーンを位置づける。
学生会館はW造2階建て延べ900平方メートル。学生会室や談話室、部室、ホールを配置し、テラスも設ける。壁面や天井面の仕上材、構造材に県産材を用いる。
当初予算に3カ年継続費82億5461万円を設定した。20年4月の供用を予定している。
設計は、三四五建築研究所・福見建築設計事務所JVが担当。