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建設新聞社
2017/08/30

【東北・宮城】大崎市古川七日町再開発の事業協力者に橋本店・村田工務所JV

 宮城県大崎市の古川七日町西地区市街地再開発準備組合(佐々木愛一理事長)は、再開発事業に係る資金調達、整備計画(建築・土木)の作成、保留床処分などの支援を行う民間協力事業者を決めるため、公募型プロポーザル方式で選定した結果、橋本店・村田工務所JVを選定した。
 大崎市役所に隣接する古川七日町西地区は、かつては多くの店舗が立ち並ぶ商店街として賑わったが、商業娯楽施設の郊外化が進んだことなどにより次第に衰退。賑わい再生を目指して中心市街地復興まちづくり計画を策定した大崎市が事業支援し、第1種市街地再開発事業によりかつての魅力を取り戻すため複合施設の整備を進めることとした。
 事業予定地は大崎市古川七日町17の1ほか地内の約1・3fで、地権者は28人。事業検討段階での施設概要は、敷地北側に1階に商業施設が入るRC造11階建て、延べ6060平方b、全60戸の住宅棟、S造1層2段式延べ1430平方b、(計118台)の立体駐車場を整備。南側にはS造4階建て、延べ4820平方b規模の商業、医療、公共施設棟、S造2階建て、延べ550平方bの商業施設棟、規模構造未定、延べ1480平方bの高齢者施設を建設する。
 今後、年内の都市計画決定、2018年3月の組合設立認可を目指し事業を進め、施設整備などを行う特定業務代行者を選定する公募を同年3〜4月に行う予定。同公募には今回選定される協力事業者も参加できる。工事着工は19年4月を見込み、21年3月の施設完成を目指す。

 提供:建設新聞社