全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　岡崎市は、総合学習センターのリニューアルに向け、２０１７年度で基本設計に着手する。浦野設計（名古屋市西区）に１８２１万９６００円（税込み）で業務を委託、18年２月28日を設計工期として概要をまとめる。順調なら、18年度で実施設計、19年度の工事着手が見込まれる。
　同計画は、築35年の施設の老朽化対策とともに利便性の向上を図るもので、ホール棟を建て替える他、研修棟の一部を内部改修する。ホール棟では大ホールの規模を縮小する見通しで、会議室を兼用する中ホール規模とする考え。全体では４００人程度の収容規模と合わせて、１００人程度の会議室に分割できる施設を想定する。
　また、研修棟は２階の一部をパソコン研修に対応できるように配線などの改修を施す。３階では一部を実習が可能な研修室に改修する計画だ。
　同施設は、旧岡崎勤労福祉会館で愛知県から岡崎市が譲り受け、一部改修後11年にオープンした。施設は研修棟（鉄筋コンクリート造３階建て延べ２８５０平方�b）、ホール棟（鉄筋コンクリート一部鉄骨造３階建て延べ２１９６平方�b）、体育館（鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋７０１平方�b）の３棟で構成。教職員用の研究研修施設として利用する他、大ホールや体育館などは市民に開放している。
　改修工事は約２年の工期を見込む。21年４月のリニューアルオープンを目指す。
　所在地は上地３ノ12ノ１。

提供：建通新聞社