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鹿児島建設新聞
2017/09/04

【鹿児島】県内病院施設の耐震診断結果/今給黎が移転、南風は建替え

 改正耐震改修促進法による不特定多数が利用する大規模建築物のうち、旧耐震基準で耐震診断が義務付けられた病院施設の診断結果をまとめた。今給黎総合病院(本館・旧館)が移転建て替え、南風病院本館は建て替えを計画。このほか、鹿児島厚生連病院の移転建て替え、相良病院の建て替えは工事に着手。鹿児島大学病院(付属病院医科診療棟・病棟)は2018年9月に解体を予定している。
 今給黎総合病院は、南国殖産を代表者とする交通局跡地再開発に全面移転する方針。当初計画による建物規模は、RC造9階建2万9200u(約450床)で、18年度の着手を目指す。
 新相良病院は、RC一部S造12階建ての総面積約1万4000uで、2期に分けて施工。駐車場があった敷地に本館を建設する。施工は大成建設、設計は東条設計・大成建設JVが担当。20年1月のオープンを目指す。
 鹿児島厚生連病院は、健康管理センターと一体化した新施設を整備し、2018年春の完成を予定している。S造(耐震構造)8階建2万1744u。施工は五洋建設、設計は五洋建設・大建設計・下舞設計JVが担当。

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