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建通新聞社(神奈川)
2017/08/29

【神奈川】相鉄本線連立、本年度以降に128億円

 横浜市は相模鉄道本線・星川駅〜天王町駅付近間の連続立体交差事業で、事業期間の延長に伴う2017年度以降の事業費を128億円と見積もった。このうち工事に112億円を割き、18年秋の切り替えを予定する上り線の高架や天王町の本設駅舎、関連する都市計画道路の整備などを進める。21年度末の完了を目指す。
 保土ケ谷区西久保町〜星川3丁目間1940bのうち1460bを高架化し、区間内の踏切9カ所を除去。関連する都市計画道路として▽星川停車場線・岩間川辺線の新設改良(延長550b、幅員12〜15b)▽区画道路4号線の新設(延長120b、幅員6b)▽区画道路5号線の新設(延長190b、幅員6b)―を行う。02年9月に神奈川県の認可を得て事業をスタートした。
 これまで18年度末の事業完了を予定していた。ただ、天王町駅部の掘削工事で確認した支障物の撤去や基礎工事での地盤改良の追加が必要となったため、天王町駅を仮設で対応しつつ、高架化を下り線(16年度末切り替え済み)、上り線(18年度)の順に実施。その上で、天王町の本設駅舎や都市計画道路の整備などを進めることとし、事業期間を21年度末まで3年延ばす。
 また、星川駅舎の工法変更や労務費・材料費の上昇などを受けて、事業費を▽本線=543億円(85億円増、うち工事費84億円増の484億円)▽星川停車場線・岩間川辺線=35億円(増減なし、うち工事費6億円)▽区画街路4号線=8500万円(増減なし、うち工事費1800万円)▽区画街路街路5号線=6億円(増減なし、うち工事費3000万円)=の総額585億円とする。
 8月4日付で県が事業計画の変更を認可した。
 提供:建通新聞社