国土交通省が進めている交差点名の標識に観光地名などを表記する改善で、岐阜県内では初となる標識の改善対象箇所がまとまった。
全て郡上市と下呂市内の交差点で、観光地名称を表記する標識が8カ所、公共施設などを表記する標識が7カ所となっている。発注は、標識設置工事として岐阜県が8件、岐阜国道事務所が4件、高山国道事務所が3件をそれぞれ順次行う。
国交省では、観光地へのアクセス道路の入り口や隣接する交差点の標識を対象に、分かりやすい案内となるよう、交差点の地点名を表示する標識に、観光地などの名称を英語表記ととともに表示する改善を進めている。
岐阜県では今回、計15カ所の標識が対象となったが、今後も対象箇所や表示する観光地の名称は、地域住民の意見も聞きながら、観光関係者、公安委員会などと連携して「道路標示適正化委員会」で順次決めていく。
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建通新聞社(2017/08/28)