糸魚川市は、健康づくりセンターのプール棟整備事業について、概算工事費に最大10億円を見込んでいることを明らかにした。20年4月の供用を目指す。
健康づくりセンターはぴねす(大字須沢2049−1)は、フィットネスルームやスタジオのほか、温浴施設などを備える地域住民の健康づくり拠点。利用者の要望に応え、敷地内に通年利用が可能な屋内プールを別棟で建設する。
このほど開かれた市議会市民厚生常任委員会での説明によると、プールは25メートル×8コースと、16メートル×4コースの2つを設ける。概算工事費は9−10億円。近隣に建設予定の次期ごみ処理施設の余熱を利用することから、供用は同施設稼働後の20年4月とした。
当初予算に測量・調査・設計委託料1200万円のほか、18年度までの債務負担行為として限度額2800万円を設定。17年度から2カ年で基本・実施設計を進める。発注方法は現段階で白紙としており、プロポーザルの採用を含め検討を進める方針だ。