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北陸工業新聞社
2017/08/25

【新潟】早期全線開通に注力/日沿道新潟・山形県境促進大会

 日本海沿岸東北自動車道建設促進新潟・山形県境地区期成同盟会(会長・高橋邦芳村上市長)は24日、第29回建設促進大会を村上市民ふれあいセンターで開き、参加した会員や地元住民ら約800人は早期全線開通へ気持ちを新たにした。
 冒頭、高橋会長が「9月9日に1号トンネルの起工式を予定しており、加速化したことを感じる。さらに協力・連携し、予算の確保、早期全線開通に力を尽くす」とあいさつ。来賓祝辞では北陸地方整備局の小俣篤局長が「整備については新潟国道と羽越河川国道の2事務所体制に強化する」、新潟県の美寺寿人土木部長が「ミッシングリンク解消を国に働きかけていく」と語った。
 続いて、新潟大学の大串葉子准教授が「交通ネットワーク形成と地域づくり」と題して基調講演。パネルディスカッションには高橋会長と榎本政規鶴岡市長、大串准教授のほか、NGT48の3人が参加し、「鶴岡市VS村上市 ご当地ご自慢」で討論した。その後、積極的な事業展開と早期開通、予算の増額と長期的かつ安定的確保、関連道路整備に必要な補助率のかさ上げ継続と拡充・見直しなどの要望を決議した。

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