浜松市は、小型自動車競走場=写真=(浜松オートレース場、浜松市中区和合町936ノ19)メインスタンドについて、建て替えもしくは耐震補強の実施を計画している。費用対効果を考慮し、2017年度中に方向性を判断する意向だ。
メインスタンドの規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ約7500平方b。収容客数は約2900人。市では、建て替えの場合は規模縮小を想定。施設規模などの計画策定を委託する事業者を決めるため、現在入札手続きを進めている。納期は18年2月末まで。耐震補強の場合は、14年度に松田平田設計(東京都港区)に委託して作成した補強計画に基づいて詳細を練っていくことになる。
今後のスケジュールは、建て替え、耐震補強いずれの場合も18年度に実施設計を行い、19年度以降に工事に着手する予定。
メインスタンドは耐震性が劣るため、早期の対策が求められている。
提供:建通新聞社
(2017/8/25)
建通新聞社 静岡支社