国土交通省岐阜国道事務所は、東海環状自動車道のうち橋梁詳細設計をオリエンタルコンサルタンツ中部支店(名古屋市中村区)に委託した。履行期間は2018年2月28日まで。
対象橋梁は、大野・神戸インターチェンジ(IC)の1橋と、海津市南濃町徳田の2橋。
大野・神戸ICの橋梁は、19年度に開通した後、岐阜方面へ向かう本線に架ける。設計規模は、鋼7径間連続少数主桁橋で、橋長が294b。下部工は張出式橋脚が6基、橋脚基礎工は既製杭が3基、現場打ち杭が3基。
海津市南濃町徳田の橋梁は、県境に建設するトンネルの手前に架ける。設計規模は、PC単純コンポ橋で、橋長が27・5bと24・5b。下部工は逆T式橋台が4基。
この他業務では、施工計画や架設計画(トラッククレーンによるベント式工法)、仮設構造物設計(切梁式6基、アンカー式4基)などを行う。
東海環状自動車道は、道路規格が第1種第2級、設計速度が時速100`、幅員構成が完成23・5b、暫定10・75bとなっている。
提供:
建通新聞社(2017/08/25)