建通新聞社(神奈川)
2017/08/24
【神奈川】相模原市 9月補正案に6・7億と下水支出
相模原市は、一般会計に6億7000万円を追加し、同会計の2017年度総額を2900億1500万円とする補正予算案を、25日に開会する9月定例市議会に上程する。この中に、移転改築する橋本こどもセンターの建設費を盛り込むのに加え、下水道事業会計で国道129号下の雨水管耐震化工事費を計上する。
橋本こどもセンター建設事業には、4億3162万円の繰越明許費を設定。旭中学校の敷地内に延べ床面積850平方bの新建物を建設する計画で、19年4月の供用を目指す。
繰越明許費としては、他に道路改良事業費3300万円を設定、相模総合補給廠(北側部分)の用地返還に向けた条件工事を実施するため、詳細設計・土質調査を委託する。
下水道事業には14億4410万円を充て、緊急輸送路である国道129号直下に敷設している雨水管の耐震化工事などを実施する予定だ。
建設関係の主な事業を見ると、淵野辺駅南口周辺で公共施設の集約・複合化などを検討する都市計画推進官民連携経費に1299万円を計上。
既存住宅・建築物耐震化促進事業費には5974万円を盛り込んだ。
この他、社会福祉施設維持補修に2700万円、水源の森林づくり事業に1486万円、緑地保全用地購入費として5085万円、野外体験教室環境整備に2268万円などを盛り込んだ。
提供:建通新聞社