福井市は、市道福井川西線「新明里橋」の大規模修繕を計画している。18年度以降に順次工事を進め、22年度の完了を目指したい考えだ。
福井川西線は市中心部に位置し、市内最大の交通量を有する道路で、一級河川足羽川に架かる新明里橋は橋長153メートルのPC橋。本橋部分は5径間で、南北の取付橋梁を含めると8径間となる。
同橋は供用から32年が経過。橋梁の随所で鉄筋露出やひび割れなど老朽化が進んでいるほか、耐震性能も劣るなど、市の大動脈としての機能を確保するための対策が不可避な状況だという。
市では今年度、耐震補強設計をデルタコンサルタントに委託。22年度の完了に向け、来年度以降、老朽化対策や耐震工事を計画的に進める方針。