国土交通省木曽川上流河川事務所は、国営公園桜堤サブセンターの詳細設計を玉野総合コンサルタント(名古屋市東区)に委託し進めている。履行期間は2018年2月28日まで。工事は早ければ18年度に着手する。
ワンドやオギ原、ヤナギ林など木曽長良背割堤に残る水辺環境の保全などを目指して桜堤サブセンターを整備している。15年3月には堤外地の高水敷エリア(7・5f)が開園した。今後、堤内地エリア(約2・8f)の整備に向けて、詳細設計を実施する。
業務では、盛り土する際の沈下を防ぐため、地盤改良などの対策を検討する。盛土量は13万立方b。検討に加え、事業年度の算出や地域住民に配慮した施工を行うための施工計画などを立てる。
今回は、盛土を中心に設計を進める。建屋や仕上げの設計については、18年度以降に委託する予定だ。
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建通新聞社(2017/08/24)