日本工業経済新聞社(群馬)
2017/08/23
【群馬】前橋市が市民に公共施設の老朽化アピール
ファシリティマネジメントに取り組む前橋市は、市役所本庁舎1階ロビーで、公共施設に関するパネル展示とともに、来場者にアンケートを実施している。老朽化から更新時期を迎える多くの公共施設について、今後の対応を市民に投げかけている。
パネルは、市の公共施設について総延べ床面積や建物以外の道路、橋梁などの総量を示すとともに、更新問題、適正な管理の必要性などについて投げかけている。また、これからのために市が取り組んでいる公共施設の統廃合などについても説明している。
アンケートは、公共施設の更新問題(老朽化問題)について認知度の把握や、よく利用する公共施設と頻度を尋ねる設問や、不満に思う内容。必要な公共施設を維持・存続するための対応、公共施設の統廃合への考え方などを聞いている。