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大阪府は、府営門真千石西町住宅の建て替え事業（第３期）で、建築実施設計をジャス（吹田市）、設備実施設計を総合設備コンサルタント（東京都渋谷区）にそれぞれ委託した。納期は２０１８年３月16日。19年度以降の工事発注が見込まれる。
　計画では、第３期建て替え分として２棟を新築する。いずれも鉄筋コンクリート造10階建てで、計３４６戸を整備する。付帯施設として、自転車置き場、駐車場、設備棟（電気室・受水槽ポンプ室）、防火水槽、雨水貯留槽、ごみ置き場なども整備する予定だ。
　門真千石西町住宅は、管理戸数２３６４戸。建て替えは５期に分け、全体戸数１８５０戸に建て替える計画。現在、第２期の建て替え事業として、鉄筋コンクリート造14階建て１０８戸（施工＝コーナン建設）と、同造８階建て67戸（同＝旭工建）の建設を進めている。
　今後、第３〜４期では、鉄筋コンクリート造10階と同造14階建ての住棟５棟（６７４戸）を計画。本体工の着手時期は、第３期が20年、第４期が23年を想定している。ただ、今後の居住者の動向を踏まえて、全体戸数や整備時期を見直す可能性もある。