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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/08/21

【山梨】甲府市 武田氏館総合案内所建築主体工、9月中旬に公告

 甲府市建築営繕課は、「(仮称)史跡武田氏館ガイダンス施設整備工事」(総合案内所と堀田古城園)のうち、総合案内所建設工事(建築主体)の総合評価一般競争入札を9月中旬にも公告する。10月には電気、機械設備工事の一般競争入札公告のほか、展示システム整備を発注。建築主体工事は、12月定例議会を経て、来年1月以降の着工となる。
 本年度の当初予算には、史跡武田氏館跡整備事業として、2カ年継続費2億円を設定した。
 総合案内所は、W造平屋建て延床面積約500uで計3棟を建設する。資料展示や体験ブース、物販スペースを設ける。建設工事に伴う実施設計は、雨宮建築設計事務所(甲府市)が担当。
 一方、堀田古城園の大規模修繕工事は、寄贈された東隣の堀田古城園は、W造平屋建て。主屋(175・74u)と長屋門(95・22u)、離れ(11・76u)で構成。工事については、あまり外観に手を付けず、耐震補強や瓦の葺き替え、雨漏り修繕など傷んだ部分にとどめる。
 入札は6月下旬に執行済み。建築主体工事は国際建設、電気設備工事はタツミエンジニアリング、機械設備工事は甲府住宅設備(いずれも甲府市)により施工中。2019年2月下旬の竣工を目指す。
 修繕工事に伴う基本・実施設計をアルケドアティス一級建築事務所(甲州市)、同園の展示基本・実施設計を乃村工藝社(東京都)が担当した。