内灘町は、総合公園(宮坂)で計画する体育館建設工事について、20年度以降の整備を国や石川県に働き掛けている。バスケットボールなどの屋外広場は18年度の着手を見込む。
体育館は、同公園第3次拡張計画(約6・1ヘクタール)の一環で、昨年12月に供用した屋内多目的広場の隣接地に建設する。スポーツ人口の拡大や地域住民の健康増進などを図るのが狙い。今後、事業化へ向けた検討作業が進められる。
来年度の着工を予定するバスケットボール広場は、14年度に完成したサッカー場の駐車場横の用地420平方メートル(28メートル×15メートル)に計画。調整池を兼ね、ハーフコートで行う3on3(スリーオンスリー)にも対応する。園路舗装や植栽などの周辺整備にも取り組む。実施設計は国土開発センターが担当した。
これまでに総合公園では、野球場、グラウンドゴルフ広場、屋内温水プール、テニスコート、大型遊具などが整備され、12・2ヘクタールが供用。今年度はサイクリングターミナル横の駐車場整備約7000平方メートル、案内看板2基の設置、野球場スタンド改修などの工事が予定されている。