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日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/08/09

【埼玉】建産品フェア2017が開催

 埼玉県建設資材県産品フェア実行委員会と埼玉県の共催で8日、県産品フェア2017が始まった。会場は県民健康センターで、きょう9日まで開催している。13回目となる今回は過去最大の51企業、団体がブースを出展している。CPDS学習プログラムが1日2ユニット取得できるほか、先着1300人にうちわと手提袋を配布している。
  開会式で佐藤孝治実行委員長(埼玉県建設発生土リサイクル協会)は「各ブースの展示内容は、いいモノたくさん県産品をテーマとしています。県で製造されている製品や技術は多くあります。このフェアで、来場者の方々にしっかりとPRしたいと思っています。来場者の方々には、ゆっくりと見て、触って、聞いてきただきたいと思っています」とあいさつした。
  続いて西成秀幸県土整備部長は「埼玉県の公共工事では、県産品について使えるものは全部使っていこうと進めています。昨年度は使用率が88%でした。生産性の向上を図ることのできるような良い製品をどんどん開発していただいて、私たちもどんどん使っていく良い循環を図っていきたいと考えています」と述べた。
  来賓として星野博之建設業協会会長は「現場で使用するあらゆる建設資材が、施工性の向上の観点で工夫されれば、現場作業の省人化に大きく寄与すると考えています。建設業協会としましても、県産品を使用した工事を高い品質で完成させることにより、優れた製品を製造する皆さま方を応援していきたいと思います」と祝辞を寄せた。