阿賀野市は、「公営住宅長寿命化計画業務」を順調ならば9月にも指名競争で入札し、公営住宅の集約と建て替えについて具体的な検討に着手したい考えだ。
13年3月に策定した公営住宅長寿命化計画を見直すもの。市では、公営住宅4団地を若葉住宅と金田町住宅の2団地に集約し、計80戸規模での建て替えを検討しており、計画を見直す中で、現入居者の意向や入居希望者の状況、民間賃貸住宅の供給戸数などを調査するとともに、整備・運営方針を決定する見通し。
構想によると、若葉住宅(54年建設、W造延べ511平方メートル)、金田町住宅(56年建設、W造延べ126平方メートル)、学校町住宅(73年建設、S造延べ1357平方メートル)、源四郎第2住宅(79年建設、S造延べ631平方メートル)の4団地を順次取り壊し、若葉町と金田町の2団地に集約。これにより、低所得者・住宅困窮者のセーフティネット住宅を整備する。当初予算には計画策定委託料として225万8000円を計上している。