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　越前市はこのほど、高瀬２丁目の武生中央公園内で整備を進めていた総合体育館とだるまちゃん広場の完成式典を現地で開催した。式典には県、市関係者や施工者ら約２００人が参加したほか、市民代表として越前市出身のスポーツ選手らが駆けつけ華を添えた。
　式典に先立ち、奈良俊幸越前市長や西川一誠福井県知事らによる武生中央公園総合体育館のテープカットが行われ、新たなスポーツ拠点の完成を盛大に祝った。
　式典では奈良市長があいさつに立ち「体育館は、従来の１・７倍の広さで全国規模の大会はもとより、多様な利用が図られることで、本市の青少年が大きな夢を育む拠点施設となることを確信している。また、だるまちゃん広場においては、様々なキャラクターや遊具が子どもたちの豊かな発想を育み、遊びを通して、学ぶことの楽しさを知ってくれることを期待している」と話した。
　続いて、だるまちゃん広場の監修を担当した絵本作家かこさとし氏のビデオレターも披露され、「市民皆さまの素晴らしい憩いと互いの絆を深められるよき場所として発展されることを祈念している」とメッセージを寄せた。
　その後、広場ではオープンに合わせ、かこ氏の作品のキャラクターが描かれた市文化センター西側の壁画「越前山歌」（縦５メートル、横３４メートル）の除幕式とテープカットが行われた。
　式典後には多くの家族連れが訪れ、遊具を使って遊ぶ子どもたちの歓声が上がっていた。