菊池環境保全組合は10日、「新最終処分場建設工事」の実施方針を公表した。複数企業で構成するグループとし、入札参加資格要件は、埋立地等建設が建築一式工事の経審総合評定値1300点以上、浸出水処理施設設計・建設が清掃施設工事1000点以上。9月29日に総合評価一般競争入札で公告し、平成30年2月下旬に落札者を決める。
合志市幾久富地区に建設する新最終処分場は、埋立地と浸出水処理施設、関連施設で構成。埋立地は容量約13万立方b、準好気性埋立構造、クローズド型(浸出水循環無放流)とし、焼却灰や焼却飛灰、破砕不燃物を埋め立てる。浸出水処理施設は処理能力25立方b/日。関連施設は門・囲障設備、駐車場、構内道路など。
浸出水処理施設以外は実施設計図書により建設、浸出水処理施設は事業者の提案に基づき設計・建設する。
参加資格要件として評定値のほか、少なくとも1者は▽組合管内に本社、支店等を有する▽建設実績・設計実績を有する―などを求めている。
30年3月中に契約を締結し、33年3月を履行期限に設計・建設する。
なお、組合が同一敷地内に計画中の新環境工場については今年4月、DBO方式で「新環境工場整備および運営事業」として一般競争公告しており、12月上旬に落札者決定、30年3月に事業契約を締結する。
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