愛知県西三河建設事務所は、急傾斜地崩壊対策事業の新規箇所として、西尾市の「八幡下区域」に工事着手する。2017年度から3カ年程度を見込んでおり、初年度の整備では吹き付け枠工を予定、10月をめどに発注する。
計画によると、対象は西尾市山下町地内の八幡下区域で、延長約140b。このうち、17年度事業では延長約40bを対象に、面積約250平方bを鉄筋挿入型の吹き付け枠工を施工する。
同区域は、過年度に実施した点検で、危険箇所の指摘を受けた。保全対象は介護施設や人家などで、崩壊防止を目的に整備を進める方針。
設計は中部テック(名古屋市名東区)が担当した。
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建通新聞社