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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/08/10

【茨城】水戸市が清掃事務所移転改築へ設計着手

 水戸市は、新ごみ処理施設の建設を進めている下入野町地内に清掃事務所を移転改築する。小吹清掃工場内にある既存施設と同様、管理棟や車庫などを整備する。本年度は轄設計事務所(水戸市)で基本・実施設計をまとめ、新清掃工場などが供用開始となる2020年度を念頭に、整備完了を目指していく。
 既存の清掃事務所(小吹町820―2)は小吹清掃工場内に立地。敷地面積は約7000uで、約600uの管理棟や約800uの車庫、作業場や職員駐車場などがある。
 市では、下入野町字南散野地内にごみ焼却施設やリサイクルセンター、第三最終処分場などの新ごみ処理施設を整備中。これにあわせて、清掃事務所を新清掃工場の北側に移転する。
 主な施設は、管理棟、車両整備棟、車庫棟、自転車置場などを想定。建物はS造とし、詳細は設計の中で決定していく。
 管理棟は延べ600u程度とし、事務室、会議室、更衣室、洗濯・乾燥室、職員控室、倉庫、トイレ(男女)、浴室、シャワー室、休憩室、給湯室などを配置。
 車両整備棟は平屋建て120u程度で、車両2台分程度。車庫棟は平屋建て760u程度、直営車両48台分(収集42台、資源6台)。自転車置場は5台分程度を見込む。
 基本・実施設計の指名競争入札は6月20日に執行。落札金額は2355万円(税抜き)、予定価格は3022万円(同)だった。