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建通新聞社
2017/08/10

【大阪】市立3高校を再編 一部施設を改築整備

大阪市は、市立普通科系高校の3校を再編整備する方針を固めた。対象となるのは西高校、南高校、扇町総合高校の3校で、現在の扇町総合高校敷地を活用して新しい普通科系高校を開校する。一部の校舎棟は老朽化が進んでおり、開校予定の2022年4月までに改築工事や改修工事を実施する方針だ。
 市ではこれまで、普通科系の市立高校7校を対象に、統合など再編整備の方向性を検討してきた。このうち英語科や情報科学科、国際観光やマーケティングなどを学ぶ総合学科がある西、南、扇町総合の3校について、それぞれが持つ特色を発展させるため、再編整備の方向性を決定した。
 開校予定地となる扇町総合高校は、北区松ケ枝町1ノ38に位置。既存施設は校舎棟4棟と体育館。このうち一部の施設は老朽化が進んでおり、開校までに改築や改修を実施する方針。工事時期などは未定だが、18年度以降に整備に向けた予算を要望していく考えだ。
 新学校の学級規模は1学年6学級を想定。再編後の西高校(西区北堀江4ノ7ノ1)と南高校(中央区谷町6ノ17ノ32)の施設の活用方法については今後検討していく。