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　鹿児島市が施行する谷山第三地区土地区画整理事業は2017年度、前年度に引き続き、仮換地の個別協議を推進するとともに、土地区画整理審議会の開催や建物調査、墓地調査等を進める。地区の南東側から仮換地指定に向けた手続きを進め、水路工事に影響する建物から計画的に移転を行う。17年度当初予算には7471万円を計上。事業費ベースでの17年度末の進捗率は1.3％となる見込み。
　同事業は、雨水等の排水処理のための幹線水路が必要なことや公共下水道（汚水）の幹線が県道に設置されていることなどから、４号幹線水路の整備を進めるために、南東側から仮換地の個別協議を進めている。16年度は、３街区について仮換地指定を行い、惣福御所下線の道路詳細設計や現地での建物調査等を実施した。
　事業概要によると、08年９月に都市計画、11年10月に事業計画を決定。計画区域は、同市上福元町および中山町の各一部で、施行面積は約34.９ha。25年度の工事概成を見込み、27年度までを事業期間としている。
　総事業費は248億円。惣福御所下線や南清見諏訪線などの幹線街路５路線（Ｌ1632ｍ）のほか、４街区公園（１万3000�u）なども整備する方針だ。