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　鹿児島市は、市立病院跡地緑化整備事業で、民間事業者に広く意見や提案を求めるサウンディング（対話）型市場調査を実施する。民間活力導入に向け、事業者公募等の前段階として調査。市場性の有無や活用ノウハウ・アイデアについて、さまざまな手法を検討し、今後の事業者公募等に生かす。１日、実施要領を公表した。同市では初めての取り組み。
　調査対象は、同緑地の民間活用エリア（対象約１４００�u）に設置する公園施設およびその管理運営方法。事業主体として、民間活力導入に意欲のある法人、または法人グループが対象となる。
　17日に参加事業者説明会を開催し、９月26〜29日まで個別対話を実施。11月ごろに結果を公表する。
　同事業は、三つのゾーニング計画を整備方針とし、このうち交流・ふれあいゾーンに、景観にマッチしたカフェ等を設置するなど、緑地の魅力を高める民間活用エリアを設けている。現在、建設技術コンサルタンツで、基本・実施設計を進めており、2018年度末までに民間活用エリアの事業者選定を行う予定。19年の工事着手、20年度の開設を目指す。
　問い合わせは、同市公園緑化課公園建設係（��099・216・1367）まで。