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鹿児島建設新聞
2017/08/10

【鹿児島】県、本港区エリアまちづくり調査/八千代エンジに決定

 県は、鹿児島港本港区エリアまちづくり検討事業の調査支援業務委託を指名型プロポーザル方式で実施した。5者が企画提案書を提出し、審査の結果、八千代エンジニヤリングを最優秀提案者に決定。2018年2月には複数案の調査結果を公表する。18年度のグランドデザイン作成に向け、検討委員会の設置も視野に入れている。

 対象地域は、ドルフィンポート敷地(約3万800u)やウオーターフロントパーク(約3万4200u)、住吉町15番街区(約1万9500u)のほか、旅客ターミナルや貨物上屋などがある北ふ頭も含まれる。
 現状分析では、国内外のウオーターフロント地区で開発事例などを幅広く調査。その課程で、まちづくり専門の事業者等の意向を聴取し、実現可能なアイデアをベースに複数のゾーニング案を作成する。整理項目には、事業費やスケジュール、整備・運営手法等も含まれる。
 検討事業では、新たな体育館整備に向けて議論を開始した県の大規模スポーツ施設の在り方検討委員会や鹿児島市が設置したサッカー等スタジアム整備検討協議会の内容がまだ固まっていないこともあり、大規模スポーツ施設については検討しないことにしている。

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