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北陸工業新聞社
2017/08/09

【新潟】概算42億、来年度着工へ/樋渡東西線の通学路整備事業/南魚沼市

 南魚沼市は18年度、市道樋渡東西線の通学路安全対策工事に着手する。総事業費に最大で約42億5000万円を投じ、新たに延長345メートルの道路を整備する。
 現在、塩沢駅周辺の市街地を形成する駅東地区と、集落が点在する駅西地区は、市道片田八箇線によって結ばれている。同路線は塩沢小学校の通学路ともなっているが、JR上越線のガード下は特に幅員が狭小であり、児童が車両と接近しながら登下校していることや、車両のすれ違いが不可能であることなどから新たな交通網の整備が求められている。
 このことから、塩沢地内を起点に片田地内まで、延長345メートル、車道幅員2・75メートル(路肩0・75メートル)2車線、歩道幅員2・5メートル(片側)を整備する。主な整備効果として、安全な通学路の確保、迅速な人命救助および災害対応、片田集落を通過するバス交通網の構築などが期待される。18年度から順次工事を発注し、20年度の開通を目指す。
 林茂男市長はこのほど、北陸地方整備局に社会資本整備総合交付金事業の予算配分を求める要望書を提出した。

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