備前市は、新庁舎基本計画案を取りまとめた。規模は6階建て延べ約6650平方bを想定、東片上126の現庁舎敷地に建て替える。構造は実施設計で固める。概算事業費は解体や外構、その他経費を含め42億1500万円を見込み、2019年10月の供用開始を予定している。
配置計画は、現庁舎機能を維持しながら仮設庁舎を設置せずに敷地南東に建設、車庫や倉庫は新庁舎北側に配置する。駐車場は西側に約90台、駐輪場約30台。
建て替え計画は、12月ごろから保健センターや福祉事務所などの解体工事、新庁舎建設は18年6月ごろに着手、供用開始後に現本庁舎と分庁舎を解体、外構工事を行う。保健センターなどの解体工事費は9月補正予算で対応する方針で、新庁舎建設工事費については、補正対応か18年度当初予算対応かは未定。
概算事業費の内訳は、建設工事費30億1000万円、解体工事費2億0200万円、外構工事費1億8000万円、調査・設計費、移転費、備品購入費などのその他経費8億2300万円。
基本・実施設計は山下設計・丸川建築士事務所JV。納期は18年2月末。
「提供:建通新聞社」