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　ＪＲ東海は、リニア中央新幹線の建設で、山梨県での自立式ガイドウェイ側壁製作保管工事（笛吹市境川町）の公募競争見積方式の契約手続きを開始した。工事内容はＰＣ製作工事で、製作に必要な設備や製作後の保管管理およびヤード整備を含む。工期は２０２０年３月19日まで（追加予定工事を含む）。
　参加資格は、単体または２者・３者ＪＶ。
　単体およびＪＶ代表者は、経営事項審査のプレストレストコンクリート構造物の総合評定値（Ｐ点）は、単体およびＪＶ代表者は１６００点以上、あるいは同社または鉄道・運輸施設整備支援機構が発注した山梨リニア実験線のガイドウェイ製作（直付け方式側壁コンクリートを除く）の施工実績を有すること。
　ＪＶの代表者以外は、同構造物のＰ点が１２００点以上、あるいは山梨リニア実験線のガイドウェイ製作（同）の施工実績を有すること。
　参加申請の提出期限は９月19日、見積書の提出期限は11月20日。施工方法などの技術提案を受け付け、価格と価格以外の要素を総合的に評価して協議先を選定し、協議が成立した場合に契約する公募競争見積方式で施工者を選定する。
　なお、同ガイドウェイ側壁製作保管工事は、関東地区（茨城県茨城町）、愛知地区（愛知県飛島村）でも同様の公募競争見積方式の契約手続きを開始した。
　ガイドウェイは、従来の鉄道のレールに相当する構造物と、モーターに相当する地上コイルから構成する。