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建通新聞社(中部)
2017/08/08

【愛知】愛知県豊田加茂農水 水質保全対策事業矢作東部地区に新規着手

 愛知県豊田加茂農林水産事務所は、2017年度から新規に水質保全対策事業で「矢作東部地区」の整備に着手する。「その1工事」を8月中に総合評価の一般競争入札で発注する予定だ。
 全体の事業は、同地区の農業用水路・矢作東部幹線(パイプライン)を更新する。農業用水路の老朽化対策などが目的。対象は、主に豊田市手呂町地内の延長1400bと、岩滝町地内の延長500bで合計延長1900b。既設の埋設管は、手呂町地内で主に口径700〜800_、岩滝町地内で主に口径450_の強化プラスチック複合管や塩化ビニール管となっている。
 計画では、いずれも同規模の管で更新する。設計の完了している手呂町地内の延長1400bについては、ダクタイル鋳鉄管で敷設替えする。残る岩滝町地内の延長500bは、18年度以降に設計を委託し、詳細な工事内容を検討する。
 17年度は、調整が完了した延長約140bで敷設替えする。既設管口径700〜800_の強化プラスチック複合管や塩化ビニール管を、同規模でダクタイル鋳鉄管に敷設替えする。工期は約6カ月。所在地は豊田市手呂町地内。
 事業期間は、16年度から20年度までの5カ年。概算事業費は6億1400万円を見込む。設計はNTCコンサルタンツ中部支社(名古屋市中区)が担当した。

提供:建通新聞社