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　一級河川九頭竜川の下流域で、もっか建設中の新しい「布施田橋」において６日、右岸側の地区住民ら約５０人を招いた現場見学会が開催された。
　坂井市春江町大石地区の大人から夏休み中の子どもたちで、まず地区集会場で座学した。下部工に採用されたクレーン・ベント工法や送り出し工法などに理解を深めた後、バスで現地へ。今年６月につながったばかりの橋桁の上を歩き、重機に試乗体験するなど、ふだん立ち入ることのできない工事現場だけに貴重な体験となった。
　また工事を請負った福井鐵工・オカモト鐵工特定ＪＶの担当者からはクイズ形式で布施田橋の新旧を対比し、特徴点を分かりやすく紹介した。
　見学会主催者の河嵜輝義県三国土木事務所道路課長は「今後は舗装や高欄、融雪設備の上部関連工事を進め、来年の福井しあわせ元気国体のアクセス道路に」などと同橋の意義や重要性を強調した。なお今秋には同主旨の見学会を、左岸側の鶉地区でも開催の予定。