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建通新聞社(神奈川)
2017/08/07

【神奈川】神奈川県警 旭警察署の耐震補強調査 錬設計に委託

 神奈川県警察本部は、旭警察署の庁舎耐震補強に向けて既存庁舎の調査と補強方法の検討を開始する。業務を錬設計(横浜市青葉区)に委託した。落札金額は341万3600円。履行期限は12月20日。調査結果により、耐震改修が可能な場合は18年度予算編成に設計費などを要求する見通しだ。
 旭警察署の場所は横浜市旭区本村町33ノ5。敷地面積2495平方b。既存施設は鉄筋コンクリート造6階建て延べ2619平方b(庁舎)。171年度完成。72年4月1日に、保土ケ谷警察署の管轄区域を分割し開署した。
 委託業務では既存施設の耐震診断を実施した後、耐震改修が可能と判断されれば、耐震補強の方法、建築、設備の基本計画、工程−などを検討、作成する。
 旭警察署は、耐震性能が不足し、施設の老朽化、狭あい化も著しいため、建て替える方針として、用地の検討を継続している。しかし、建て替え計画の具体化には至っておらず、当面は現警察署の機能を維持する必要がある。このため、当面の措置として、耐震補強の具体的検討に着手する。
 提供:建通新聞社