金沢市企業局は4日、湊3丁目地内「平成29年度臨海水質管理センター沈砂池ポンプ棟耐震補強実施設計業務委託」を制約付き一般競争入札で公告した。予定価格4421万円。参加申請書の受付は17日から21日まで。29日に開札する。
参加資格は土木関係建設コンサルタントおよび建築関係コンサルタントの有資格者、市内に本店または営業所、両コンサルタント業務の年間平均実績高の合計が1億2000万円以上、07年度以降に下水道施設における非線形解析を用いた耐震補強実施設計業務の元請実績など。
業務内容は沈砂池ポンプ棟耐震補強実施設計一式で、対象施設はRC造地上2階地下3階建て延べ4431・69平方メートル(排除方式―分流式、汚水処理方式―汚水処理方式、対象水量7万5500立方メートル/日)。委託期間は18年2月20日まで。
同ポンプ棟は94年に竣工。11年度に作成した耐震補強実施設計において耐震性不足が明らかになっており、かつ補強困難箇所があるため耐震補強が進んでいない状況。今業務では、静的非線形解析を用いて耐震診断の見直しを行い、その結果により耐震補強実施設計を作成する。