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　京都府が４月３日から５月31日まで募集していた29年度府民公募型整備事業について、提案が１３７５件だったことが明らかになった。
　29年度の主な変更点によると、市町村協働型は府民提案型と統一し、応募要領に記載された方法での提案を受け付け審査することとする。
　「採択（他事業実施）」については、他事業での実施であることから、提案者に府民公募型整備事業では実施しないことを明確に伝えるため、「不採択（他事業実施）」とする。
　景観整備（もうひとつの京都）については、28年度に一定の整備が図られたことから廃止する。
　事業制度の担当課について、29年度から事務移管に伴い、建設交通部監理課から建設交通部指導検査課に変更。事業委員会（京都市域）も建設交通部監理課から建設交通部指導検査課に変更した。
　29年度の提案状況を地域別にみると、▽京都市域１６４件（建設38件、教育４件、警察１２０件、その他２件）▽山城２８０件（建設１８１件、教育９件、警察90件、その他０件）▽南丹２２７件（建設１７９件、教育２件、警察41件、その他５件）▽中丹３２２件（建設２５９件、教育２件、警察60件、その他１件）▽丹後３８２件（建設３３０件、教育５件、警察47件、その他０件）。
　各地域で府民公募型整備事業委員会を開催し、採択されれば、設計や地元調整等を経て工事に着手する。
　９年目を迎える府民公募型整備事業のこれまでの提案件数と採択件数は、▽21年度…２３３４件提案（１４５０件採択）▽22年度…１５７５件提案（１０４１件採択）▽23年度…１６６７件提案（１１８３件採択）▽24年度…１４４７件提案（９７３件採択）▽25年度…１３４１件提案（８６４件採択）▽26年度…１５７７件提案（１０７４件採択）▽27年度…１９０４件提案（１３１８件採択）▽28年度…１３８２件提案（８１６件採択）となり、合計で１万３２２７件提案（８７１９件採択）−となっている。
　なお28年度までに実施を採択したもののうち約５００件（うち、京都市域は18件）が現時点で未実施となっているが、30年度末までに実施する方針。