下田市は、2020年度内の完成を目指している市庁舎建て替えについて、9月補正予算に基本設計と実施設計の費用を計上する見通しだ。同市は市役所移転に向けた位置条例案と設計費を盛り込んだ補正予算案を市議会9月定例会に提出する意向を示している。
津波浸水想定区域にある伊豆急下田駅前の現在地から、約2`北側で津波浸水域外の稲生沢地区に移転新築する計画。建設予定地は稲生沢中学校に隣接する民有地で、面積は4523平方b。第2種住居地域で、建ぺい率60%、容積率200%。所在地は河内45ノ2他。
現在、新庁舎の規模や機能など基本計画の策定を進めており、17〜18年度で基本設計・実施設計を進め、順調にいけば18〜20年度に造成・建築工事を行う予定だ。
提供:建通新聞社
(2017/8/7)
建通新聞社 静岡支社