建通新聞社(神奈川)
2017/08/04
【神奈川】横須賀市 若松1丁目北 再開発へ基本計画
横須賀市は「若松1丁目北地区市街地再開発事業基本計画作成業務」の委託事業者を選定するため、プロポーザル募集手続きを始めた。参加資格は業種が建設・補償コンサルタントで営業種目・都市計画および地方計画に登録があること―など。参加申し込みを8月17日まで、提案書を9月7〜8日に受け付ける。1次・2次選考を経て9月20日に選考結果を市のホームページで公表する。
委託業務は若松町1丁目北地区で市街地再開発に向け基本計画を作成するもの。具体的には@都市計画の変更案や公共施設の配置・規模計画案の検討A施設建築物の用途、規模などについての概略検討B住宅建設の計画についての検討C通路、空き地、広場、緑地、駐車場など地区施設の整備計画についての検討D住宅、公益施設、商業、事務所などの現状、将来需要、事業効果についての検討E権利変換計画の概略検討F事業スケジュールの概略検討G資金計画の概略検討―などを行う。
履行期限は2018年3月15日。予定金額は622万0800円(税込み)。
若松町1丁目北地区は「横須賀中央駅周辺地区市街地総合再生計画」で13街区として位置付けられている。16年度から市街地再開発事業を含むまちづくりについて、権利者間の勉強会、意見交換会が開かれていて、今年9月をめどに「若松町1丁目北地区まちづくり協議会(仮称)」が設立される見通し。権利者数は約40人で、検討対象区域は約0・6f。今後は協議会で、市街地再開発についての調査・研究を含む、まちづくりの検討を進める予定だ。
提供:建通新聞社