豊川市は、市指定文化財の「旅籠大橋屋」の西側用地に「赤坂宿脇本陣広場」(仮称)を整備するため、設計を玉野総合コンサルタント(名古屋市東区)に委託した。設計工期は2018年3月まで。18年度の工事着手を目指す。
同広場の面積は約1000平方b。多目的広場と駐車場(普通自動車10台分)を整備する他、旧代官所跡への進入路を復元する。工事は18年度に行う予定で、準備を進める。
また、同市では17年度から「旅籠大橋屋」の保存整備に着手しており、18年度までの2カ年度事業で耐震改修などを進めている。同施設は、木造瓦ぶき2階建て延べ250平方bで、江戸時代の建造物。
同計画は、旧東海道のにぎわい創出を目的として、文化財と合わせて多目的広場を整備する。来場者とともに、地元住民も利用できる広場を目指しており、案内板などを設置する。
建設地は赤坂町紅里128ノ2。
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建通新聞社