碧南市は、碧南緑地スポーツ施設整備事業で計画している多目的スポーツ広場の実施設計と管理棟の基本・実施設計を中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に委託した。落札額は1732万円(税抜き)。設計工期は2018年2月28日まで。管理棟を18年度、多目的スポーツ広場(土広場)を19年度に整備する予定だ。
委託した概要は、管理棟が平屋で建築面積270平方b程度。事務室や会議室、多目的ホールなどを配置する計画。多目的スポーツ広場の面積は0・7f。詳細については設計を進める中で詰める。
整備構想によると、全体を第1期と第2期に分けて整備する。第1期では、衣浦港に面した南側にビーチバレーなどができるビーチコートや、さまざまな競技に利用可能な多目的スポーツ広場の他、管理棟を整備する。
第2期では、北側に陸上用トラック(400b×8コース)や人工芝のサッカーコート(68b×105b)などを整備する。
同市は、18年7月の東京オリンピック事前合宿候補地ガイド申請期限までにビーチコート(ビーチバレーコート最大7面、ビーチサッカーコート最大2面)を整備するため、施設整備工事の一般競争入札を8月の早期に公告する予定でいる。
また、20年に開催されるオリンピックまでに管理棟や多目的スポーツ広場を整備し、第1期整備を完了させる。陸上用トラックやサッカーコートなどの第2期整備については、予算や社会情勢を考慮して21年以降に整備する予定だ。
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建通新聞社