建通新聞社
2017/08/03
【大阪】優先交渉権者に東急不 茶屋町B―2再開発
【大阪】茶屋町B―2地区再開発準備組合(青山陽一理事長)は、同地区再開発の事業協力者として、東急不動産を最優秀事業者(優先交渉権者)に選んだ。8月中に事業協力に関する内容を協議し、9月中に基本協定書を結ぶ予定だ。
事業協力者の募集には4社が登録し、このうち3社が提案書を提出。提案内容を審査し、東急不動産を選定した。同社の提案は@街の特性を詳細に把握した合理的なまちづくりのコンセプトA施設計画その他の具体的な内容B実績を踏まえた事業推進力―などが評価された。
事業協力者の役割は、まちづくり、にぎわい創出に寄与する導入施設・構成の検討・具体化や保留床処分策の検討・具体化、建築物の設計や施工計画の検討など。同準備組合と同意した場合は、市街地再開発組合の設立認可を申請する際に、参加組合員として事業参画する。
対象地区は大阪工業大学梅田キャンパスに隣接する大阪市北区茶屋町2、6。区域面積は約0・4f。用途地域は商業地域。建ぺい率は80%、容積率は600%と400%。権利者数は8人。
2017年度は都市計画協議・決定手続きを進め、18年度に市街地再開発組合の設立、19年度に権利変換計画の認可、着工を予定している。