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　新潟県道路整備協会（会長・佐藤邦義田上町長）は７月３１日、「これからの新潟の道づくりを考える意見交換会」を新潟市内で開いた。共催は新潟県土木部。
　この日は国・県の道路整備担当者と、県内の３０市町村から首長や担当課長が集まった。冒頭、あいさつに立った佐藤会長は「地域の安心・安全を確保するため災害に強い道路の整備が必要。地方創生も道路ネットワークの整備が第一歩となる」と述べた。また、来賓の岩見吉輝北陸地方整備局道路部長は「地域とまちの活力を維持・発展させるため、道路が果たす役割とストック効果、道路整備への期待を共有したい」と話した。
　会は非公開で行われ、まず見坂茂範国土交通省道路局企画課評価室長が最近の道路行政について報告。意見発表では、村山秀幸上越市長と吉田和夫胎内市長がそれぞれの取り組みを説明した。その後の意見交換で、市町村側は国に対し道路財特法の補助率かさ上げ措置継続を強く要望。意思統一を図り、運動を強めていく方針を確認した。また、地方創生を推進するため、地域高規格道路の早期事業化や、道路整備予算の確保を求める声が相次いだ。