高浜市は、勤労青少年ホーム跡地活用事業の募集要項を公表した。室内温水プールやテニスコートを備えた、市民がスポーツに親しむことのできる新たな拠点施設を整備・運営する民間事業者を公募型プロポーザル方式で選定する。参加表明書の受付期限は9月15日。
選定スケジュールは、提案書の提出が10月10日、11月13日から17日までヒアリング・提案審査を行い優先交渉権者を特定し、12月下旬に選定結果を公表する。2018年2月中旬に基本協定を締結し、3月下旬に契約締結する。
設計・整備期間は18年4月1日〜19年3月31日。同4月1日の供用開始を目指す。供用期間は30年間。
応募資格要件は、設計、建設、維持管理・運営を担う単体または共同体。設計企業は1000平方b以上のスポーツ施設(25b屋内プールを含む)などの設計実績がある一級建築士事務所―など。建設企業は愛知県内に本店または支店、営業所があり、建築一式工事の経審評点700点以上―など。維持管理・運営企業は1000平方b以上のスポーツ施設(同)などの維持管理・運営実績がある―など。
事業用地は、論地町5ノ6ノ4の敷地面積8728平方b。用途地域は準工業地域で、建ぺい率60%、容積率200%。屋内温水プール(25b×6コース以上)とテニスコート4面(人工芝、夜間照明付き)を備えたスポーツ施設を整備する他、その他施設機能は事業者提案としている。アドバイザリー業務は、ファインコラボレート研究所(東京都港区)、富田法律事務所(名古屋市中区)が担当。
同市は、勤労青少年ホームを他施設に機能移転させ、年明けに解体する予定でいる。
提供:
建通新聞社