一般社団法人新潟県建築士会(川ノ口信一会長)は27日、17年度定時総会および表彰式を燕三条ワシントンホテルで開き、公益社団法人への移行による会員の社会的地位と信頼度向上へ決意を新たにした。
会に先立ち、川ノ口会長があいさつに立ち「5年間の事業展開を踏まえ、公益社団法人への移行の可能性が出てきた。公益社団法人になれば、社会的地位の向上につながるほか、より一層、信頼度が上がる。この1年を通し、会員の皆さんが納得した上で移行していきたい」と述べ、公益社団法人の移行へ会員一丸となっていくことに決意を込めた。
議事では16年度事業報告・決算を承認。17年度事業計画では、木造住宅耐震診断士派遣事業、新潟県耐震改修促進協議会への協力、登録有形文化財調査業務、ヘリテージマネージャーの育成などを盛り込んだことなどが報告された。
その後、功労者5人、永年会員33人、退職職員1人、新潟建築賞3作品、関東甲信越建築士会ブロック会平成28年度優良建築物1作品に対して表彰状を手渡した。受賞者は後日掲載。