福井県管工事業協同組合連合会の第17回通常総会は27日、ユアーズホテルフクイで開かれ、16年度会務・事業報告・事業会計決算、17年度事業計画・事業会計予算などを審議した。
冨田行雄会長は、慢性的な人手不足や資材価格の高止まりが続く現状に触れ「状況を確認して、先を見据えた工夫を凝らし、知恵を出し合っていかなければならない。しっかりスクラムを組み、一致団結して難局を乗り越え、一歩一歩進んでいきたい」などと述べた。氏は任期満了に伴う役員改選で再任を受けている。
今年度事業計画によると、関係団体との情報交流、行政機関との連携、要望・陳情活動などに取り組み、雇用改善、技術技能研修、経営の合理化、組織の拡充・強化、福利厚生、安全管理などの各種事業を引き続き推進するとしている。
具体的には週40時間労働制の定着指導、雇用改善促進事業のうち、特に「就業規則等の整備」などの指導、「福井技の祭典」(県)や「技能五輪大会」(県職業能力開発協会)、「技能コンクール」(県技能士会連合会)などの出場奨励、全管連の「管工事賠償補償制度」、「法定外労働災害補償制度」の加入奨励などを行う。