伊豆の国市は、新火葬場建築基本設計の委託先を公募型プロポーザルで選定する。質問書を8月4日まで、参加表明書を8月18日まで、技術提案書などを9月13日まで受け付ける。設計の納期は2018年2月末の予定で、契約上限額は2700万円(税込み)。
同市の長岡斎場(長岡1407ノ4)は1983年竣工後34年が経過しており、老朽化や手狭さが課題となっている。合併特例債を活用し、建設地を韮山多田字七曲り979ノ1他に定め、整備することとなった。
新火葬場の構造は鉄筋コンクリート造を原則とするが、鉄骨造や木造も認める。延べ床面積は2200平方b程度とし、火葬炉3基、動物炉1基。基本的な機能として、火葬機能と待合機能、管理機能を備える。具体的には、同市新火葬場基本計画を参照して決定していく。予定工事費(概算)は約10億8000万円。
同プロポーザルへの参加資格は、▽17・18年度伊豆の国市入札参加資格名簿(測量・建設コンサルタントなど)に登載をされている者▽一級建築士事務所の登録を受けている者▽07年4月1日以降に火葬場また地方公共団体などが発注した公共建築物のうち住居(公営共同住宅など)以外の用途で延べ2000平方b以上の建築実施設計の実績がある者(構造、設備のみの実績は不可)。
基本設計完了後、18年3月〜9月に実施設計、18年12月〜19年6月に造成工事、19年4月〜21年3月に建築工事を行う。
書類の提出・問い合わせ先は、市長戦略部公共施設整備推進課 電話055(948)1451。
提供:建通新聞社
(2017/7/31)
建通新聞社 静岡支社